京都のIT企業、株式会社ケイアイアイエス(KIIS)

雨宝院概要
北向山雨宝院と号する古義真言宗の寺で、「西陣の聖天さん」として親しまれています。本堂に安置する本尊「聖天(しょうてん)(大聖(だいしょう)歓喜天(かんきてん))像」は、821年、弘法大師(空海上人)が嵯峨天皇の御悩平癒(へいゆ)を祈願して安置したものとされ、それが当寺の始まりと伝えられています。観音堂に安置する千手観音立像は、重要文化財に指定されており、また、大師堂の本尊は汗をかくほど辛いことでも助けてくれるという「阿吽(あうん)あせかき弘法大師像」として知られています。境内東南には、その水を染物に用いるとよく染まるとして有名な「染殿の井(そめどのい)」があり、夏の旱魃(かんばつ)時でも涸(か)れることがありません。また、本堂前の「歓喜桜」は、御室の八重桜と同種のもので、根元から八重の花を咲かせます。その隣にある「時雨(しぐれ)の松」は、久邇宮朝彦(くにのみやともひこ)親王が当院参詣の折、その下でにわか雨をしのがれたと伝えられています。住所 | 京都市上京区智恵光院上立売西入る聖天町9-3 大きな地図で見る |
交通 |
市バス「今出川浄福寺」「千本上立売」「今出川大宮」 |
電話番号 | TEL:075-441-8211 |
拝観料 | ・境内自由 |
雨宝院写真
※クリックするとおおきな画像でご覧いただけます。